ぽむ、ニューヨークへ行く。ー初めての昼食ー

行く、というよりは行った。というお話。

 

72時間ホンネテレビ関連のアクセスが収まってきたので、(グスン)そろそろ僕のつまらない話にでもお付き合いください。笑

 

ニューヨークへ行く(逃亡する)までの流れ

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初めて書いた記事で、

SEO会社入社→激しく消耗→アメリカへ逃亡→地元に戻る

 

という感じで若干やってしまった感がある僕ですが、なぜアメリカへ行くことになったのか、振り返ってみるとSEO会社で心がヤラレテしまった僕は、きっと何か逃げ出したかったんだと思います。

 

全くもって何かこれをしよう!というものもなく、ただなんとなくで渡米を決めてしまいました。

 

一応のテーマは『自分が次にするべき何かを探す旅』をしよう!だった(まあ結局そんな都合よくは見つかりませんでしたがね。へへっ)

 

まあそんなこんなで、いよいよニューヨークの地へ降り立つぽむ!

 

フランス人2人が住むお宅へお邪魔する

Airbnbってみんな知ってるのかな。。。?知ってるよね?要は『民泊の予約サイト』のことです。そいつを巧みな英語(中学レベル)でスラスラと(翻訳サイトにどっぷり頼りながら)連絡を取り合い、アレヨアレヨと泊まる場所が決まった。

 

マンハッタンはとにかく家賃が高い。民泊ですらその例外ではない。ということで、最初から選択肢はブルックリン一択であった。

 

そんな中で、レビューの評価も高いフランス人が2人住むお宅へとお邪魔することになった。

 

初の外国人とのガチで会話。そして極限の緊張。

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JFK空港に降り立ち、連絡された住所を元に徐々に近づいていく。

 

「ここかな・・・?」「あれかな・・・?」なんて具合に右往左往しながら、それらしき通りには着いたのだがあと一歩わからない。

 

正直自分の英語は中学2年生レベルだったと思う。文法はわからないし、何をどう言えばいいのかもわからない。

 

知り合いが一人もいない、それも多種多様な人種が共生するニューヨークで、英語も話せないのにどうすんだい。おい!どうするんだいっ!

 

・・・きんにくん、好きだなあ。あの芸風。(なぜ今)

 

まあとにかく、なんとかなるもんです。だってどうしようもないならどうにかするしかないんだから。

 

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ともあれ無事お家に到着。ここからニューヨークでの新しい生活が始まるわけです。ベッドに案内されて、時差ぼけでだるだるの体は一瞬のうちに深い眠りに沈んでいきました。

 

日本人、むしろアジア人いない。。。

はい。いませんでした。笑

 

翌日フランス人の2人のお家の近くにある地元の小さなレストラン(とすら言えないくらいに狭い、8畳くらいのお店)で、昼食をとることにしました。

 

がちゃり。。。。。?

 

お昼時ともあり、お店は結構混んでいました。

まあ、それはいいんですが、やたらとみんな自分を見つめてくる。。。

なぜだ?

 

ふと我に返ると、気づきました。アジア人、いない。と。

 

黒人や白人、プエルトリカンといった方々ばかりで、おそらくはアジア人がほとんど住んでいない地域だったのかと思います。

 

さらに言うと、「アメリカで一人旅するんだから、気合入れて金髪にするぞ!」という不可思議な思考回路のせいで、自分の髪はこれでもかというくらいの金髪だったんです。

 

アジア人。金髪。

 

まあ、見るよね。うん。

 

オーダー、どうする?

さあて、ニューヨークに来てはみたものの、何をどう話せば良いのか全くわからない。エイゴワカリマセン状態の僕には、オーダーすらかなりの緊張が付きまとうものであった。。

 

「ジー(見られてる)」

 

(やばい、何か話さないと。。)

 

「ジイー(まだ見てる)」

 

(何をどう頼めばいいんだ。。。)

 

「ジジイーー」

 

「Hey!」

 

(ん?)

 

オーダーもせず立ち尽くしていた自分の後ろから、救いの声が。黒人のおじいちゃんでした。

 

「ペラペラペラー(なんて言っているのか聞き取れない)」

 

会話が終わると、店員さんはショーケースに並んでいるおいしそうな料理を指差しました。

 

(選べ、ってことかな?)

 

「じゃあ、これとこれと・・・(日本語)」

 

選んだものがどっさりとお皿に盛られ、お会計へ。おじいちゃんに「センキュー」というと、なんとウインクしてくれた。

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ウインク、、、かっこいい!なんて思いながら、席に座って初めてのご飯にありつけました。実際味は覚えてないけど。(おい)まあそんな出来事がありました。

 

昼食を終えて家に戻り、玄関に上がる5〜6段の階段の上に座り、タバコをふかす。(アメリカでは基本的に室内禁煙だそうです)

 

スウーーーー・・・・ッ

 

ハアーーーーーッ

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「仕事辞めて何にも考えないで、ずいぶん遠いところに来たんだなあ。」なんて、少し感傷に浸りながら、(早いな)これからのニューヨーク生活への期待と不安を交互に吐き出し、ニューヨークの夜は更けていくのであった。

 

ひとまず、そんなとこで。

 

つづく!